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翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
by Hfurumura
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副島先生・植草先生の対談本

副島隆彦・植草一秀著『売国者たちの末路―私たちは国家の暴力と闘う』(祥伝社、2009年6月)が発売されました。アマゾンでは予約の段階で、書籍総合ランキング8位を記録し、現在も10位前後に位置しています。アイドルの写真集や料理のレシピ本などに交じり、この硬い内容、硬派な表紙が入っているのは、一種異様な光景です。

私も早速、購入して読みました。現在の経済危機の分析、小泉改革の分析、植草先生の冤罪事件からの国家謀略の恐ろしさの分析が克明に描かれていました。そして、この本に通底するのは、アメリカに洗脳されてしまった人間たちのあさましさと恐ろしさです。

竹中平蔵という人物についても生々しく描かれていました。彼は、アメリカで訓練を受けていて、アメリカの有力者たちとのパイプを誇る人物です。それが、同僚との共同研究を、自分だけの業績として本として発表する。研究を盗まれた同僚は、そのことに愕然として涙を流したそうです。(153-154ページ)アメリカでは大変なスキャンダルです。しかし、それがそのまままかり通っている。泥棒が盗品を売り歩いていても、捕まえられもせず、大手を振って歩いているようなものです。

この本を読みながら、書かれている事実に衝撃を受けるとともに、本に掲載されていない、もっと凄い話があるのではないか、という印象を持ちました。そうした話は、本に載せてしまうと、お二人に危険が及ぶから書かれなかったのでしょう。これから、第二弾、第三弾で、そういったお話が「開封」されていくのでは、という期待が
持たれます。

『売国者たちの末路』は、副島先生のサイトで販売されています。

http://soejima.to
by Hfurumura | 2009-06-26 13:08
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