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政権がなきゃヤダ
このような政治家はいない方が良いです。野党には野党の役割があります。それに自民党は参議院では過半数を握ってこなかったのに、何の臆面もなく、「野党生活は空しい」などと言うのは呆れてしまいます。自民党のほかの議員たちは批判しなくてはいけません。
この岩永議員は、額賀派に所属し、経歴からみると農業関係に強い議員です。出身も農業が盛んな佐賀県です。中央大学の出身のようで、郷土の大政治家保利茂の後輩にあたります。典型的な自民党議員の姿が見えてきます。 記事を読んでみると、今回、岩永氏は党から公認をもらえそうにない感じでした。額賀派は、青木幹雄氏のお膝元です。実力者である青木氏の派閥の議員が公認をもらえないというのは、自民党にとって異常事態です。自民党内で、長老支配に対する何か大きな動きがあるのかもしれません。 また、農業関係の支援が今回受けられないので選挙に出られない、ということなのかもしれません。今回、農協の立場が非常に危ういので、自民党に対して支援ができない可能性が高く、今回の岩永議員の引退ということになりそうです。 佐賀は一人区で、前回、民主党候補が勝っていますから、今回自民党が負けてしまうと、自民党所属の参議院議員が佐賀県からいなくなってしまうことになります。保守の金城湯池という、使い古された形容詞がついた佐賀県でねぇ、と言う感じで、隔世の感があります。 自民党を離党した田村耕太郎議員が民主党入りする可能性も高いです。今度の参議院議員選挙は自民党も苦戦を予想されています。そうした中で、これからも脱落者が出てくるでしょう。自民党が勝つ(民主党よりも議席を多く取る)方策がまだ見つかりません。 やはり地方行脚をリーダーたちがやるべきだと思います。そして国民の願いに敏感になるべきだと思います。 明日はアメリカンフットボールのスーパーボウルが開催されます。注目は、ニューオーリンズのランニングバック、レジー・ブッシュ。彼のUSC時代の活躍を実際に見ているので、応援しています。USCを全米チャンピオンに導いてくれました。アメフトの選手の体は同じ人間だとは思えないくらいすごいです。セントバーナードとチャウチャウ犬くらい違います。まぁ素晴らしい試合を期待します。 (新聞記事転載貼り付けはじめ) 「「政権離れた生活は想像以上にむなしい」と参院選不出馬」 2010年2月7日付 朝日新聞電子版 今夏の参院選佐賀選挙区(改選数1)での4選に意欲を示していた自民党の岩永浩美参院議員(67)が7日、県連の代表役員会で党への公認申請を取り下げ、立候補を断念すると表明した。その後の取材に対し「この5カ月間、政権を離れての生活は想像以上にむなしい日々だった」と述べ、野党転落後の議員活動に展望が開けないことを理由に挙げた。 同党佐賀県連は昨年7月、岩永氏を引き続き公認するよう機関決定、党本部に申請していた。しかし、党本部は総選挙での敗北後、参院選での公募制実施を打ち出し、すでに現職について申請のあった佐賀県連などに再検討を迫った。同県連では、候補者差し替えを求める意見もあり、結論が出せないでいた。 参院選公認問題を検討するため7日招集された代表役員会で、岩永氏は公認申請取り下げを表明。その後の取材に対し「(県議時代も含め)35年間、与党の立場で政策を実現してきた。仮に当選しても、(野党のまま)モチベーションが維持できるかな、と正直思った」と吐露。「新しい世代から候補者を選んだ方がいい」といい、昨夏の衆院佐賀1区で落選した福岡資麿・県連会長(36)を推す考えも示した。 岩永氏は、現職の死去に伴う1995年の参院補選で初当選し、農林水産副大臣などを務めた。現在、参院政府開発援助特別委員長。 民主党は佐賀選挙区で先月31日、諫早湾干拓訴訟などの原告弁護団を務める弁護士の甲木(かつき)美知子氏(38)の擁立内定を発表し、共産党も元村議の山口勝弘氏(54)の擁立を決定。幸福実現党も支持母体の「幸福の科学」職員・木場健氏(36)を立てる方針。 (新聞記事転載貼り付け終わり)
by Hfurumura
| 2010-02-08 00:53
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