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翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
by Hfurumura
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選挙から逃げる菅総理

2010年10月24日に衆議院の北海道第5選挙区の補選の投開票が行われます。現在、自民党の派閥の領袖である町村信孝氏が民主党の新人・中前茂之氏をリードしているという報道がなされています。

今回の補選は、前職・小林千代美氏が北海道教職員組合から不正な選挙資金を受け取ったとされ、議員辞職したことが発端となっています。民主党にとってこの補選は、マイナスからのスタートということになりました。9月の代表選の街頭演説会で、中前氏が壇上に上がり、挨拶をしましたが、おそらく、菅総理が中前氏を支援したのはそれだけではないかと思います。

以下の記事にあるように、菅総理は補選の選挙期間中、一度も応援に行きませんでした。まだ金曜日、土曜日とありますが、恐らく選挙応援には向かわないでしょう。下の新聞記事では、地元が菅総理の応援を拒否しているのではないようです。菅総理が応援を拒んでいるようです。

「自分が応援に行っても、補選での劣勢を挽回できない」と菅総理は考えているのでしょう。だから無駄な動きはしたくないというのでしょう。しかし、それで政党を率いる政治家と言えるでしょうか。

今回の場合、万が一、民主党の中前氏が敗れても、菅総理の責任論にはならないと思われます。北教祖や民主党北海道連の責任ではあるでしょうが、菅総理にそこまで傷がつかないと思います。しかし、初めから負け試合だから応援に行かないというのは、政治家として、人間として、信用を失います。

通常の総選挙で300ある小選挙区を全部回ることはかなり困難です。ですが、今回は1選挙区だけです。それで負け戦だから行かないというのは、リーダーとして失格であると私は考えます。

そして何より、菅総理は、自分がリーダーシップを持っている間、選挙をする気が一切ないのだということが分かりました。そして、選挙をしないで、重要な物事をどんどん決めていくのだと思います。それが消費税の増税です。

国政も地方のようにリコールができたら良いのにと思います。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

●「首相、衆院補選応援に行かず 党内からも「逃げ菅」批判」

2010年10月21日付 朝日新聞電子版

 菅改造内閣として初の国政選挙となる衆院北海道5区補選(24日投開票)の応援演説に、菅直人首相が入ろうとしない。首相が単発の補選の応援に行かないのは低支持率にあえいだ森喜朗元首相以来で、民主党内からは「逃げ菅」との批判も出ている。

 補選は地域問題が争点になることが多く、予算配分を握る与党に有利と言われる。それだけに歴代首相は現地入りし、有権者へのアピールを欠かさなかった。

 今回の補選は、報道各社の情勢調査では民主新顔が自民前職を追う展開。自民党の谷垣禎一総裁は16日に現地入りして演説を繰り返したが、首相はこの日公邸にこもり、識者や政治家と面会していた。

 首相周辺は「首相が無理して矢面に立つ必要はない」と話すが、幹事長経験者は「今の官邸にはどうしても勝ちたいという気持ちが足りない。逃げては駄目だ」とぼやいている。(岩尾真宏)

(新聞記事転載貼り付け終わり)
by Hfurumura | 2010-10-22 00:52 | 日本政治
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