翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
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恥を知れ、アメリカ(操り人形のアホどもである政治家たち)

企業が苦心惨憺してやっと開発した技術をどうぞどうぞと公開するかどうか、考えれば分かることです。GMやクライスラーに同じことを言えるのでしょうか?これだったら、日本でもアメリカ製品の不具合に関して、同じようなことをすればいいですね。たとえば、飛行機。墜落などの大きな事故は困りますが、たとえば、車輪が出なかったとか、エンジンが不調だったとかで、ボーイングの社長を国会に呼んで、証人尋問しましょう。たぶん、日本は良い顧客でしょうから。

アメリカ政府はGMやクライスラーに公的資金(税金)を投入しています。だから、トヨタをいじめて、最新技術をなんとか出させようというのは心情としては分かります。しかし、アメリカはこれまでさんざん、「自由」、「公正」、「正義」、「フェアな競争」ということを臆面もなく語っていました。フェア、フェアばっかり言いやがって、一番フェアじゃないのはアメリカではないか。

昔、留学していたときに、授業のディスカッションで、自動車の話になりました。あるアメリカ人の学生が、「トヨタ車の輸入を禁止したら、アメリカ車も売れるのでは?」と半分まじめに(突拍子もないけど斬新な考えでしょ、という雰囲気を出しながら)言いました。こんなのを相手にしている議員はそりゃ少々エキセントリックな感じになるんでしょう。アメリカは「エキセントリック大国」ですが、彼らからすると日本はクレイジーな国ということになりますね。まぁクレイジーでしょうけどね。

3月2日の公聴会に、豊田社長は来なくても良いということになりました。代わりにプリウス開発担当、品質管理担当、佐々木北米トヨタ社長が呼ばれるようです。来る上院の公聴会は、下院のパフォーマンスとは異なり、まじめな感じになるでしょうから、トヨタ側もきちんと準備しておかないといけませんね。通訳はあの女性が良いと思います。モリタさんでしたね。ちょっと分からなくなってきましたが、もしかしたら上院の公聴会に向けて、何か手打ちがあったかもしれません。

ジェイ・ロックフェラーが委員長の委員会に、個人的に親しい豊田社長を呼ぶといろいろと詮索されるということも表面的には考えられますね。もしくは英語ができないからかな。いや、あの豊田さんは英語ができない、ということはないと思います。天下の慶応義塾大学のご出身ですし。少なくとも質問されている内容は英語を聞いて理解しているようでした。分からないふりをするという日本人特有の高等戦術と見ました。

七奉行の玄葉氏がプロパガンダ番組に出ています。カット割りで玄葉氏が少しでも画面に入るようにしていますね。プリンスですよ、という印象付けをしたいのでしょうね。スイッチャーの腕は良いのでしょうが、スイッチしすぎて少し酔うというか、ついていきにくいです。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「トヨタが重要資料隠し? 米下院が追及」

2010年2月27日付 朝日新聞電子版

 【ワシントン=尾形聡彦、ニューヨーク=丸石伸一】米下院の監督・政府改革委員会のタウンズ委員長(民主)は26日、トヨタ自動車が、同社の車の横転事故などを巡る被害者との訴訟で、裁判所から提出命令を受けた重要資料を意図的に出していなかった疑いがあると発表した。委員長は北米トヨタの稲葉良ミ(よしみ=ミは目へんに見)社長に書簡を送り、3月12日までに回答するよう求めた。

 委員長の声明や稲葉社長への書簡によると、2003~07年にトヨタの顧問弁護士を務めたビラー氏が同委に出した書類は「(同社が)米国法を組織的に無視していたことを示唆している」という。

 同委はビラー氏の書類の検証結果として、トヨタは、裁判で求められた重要な電子書類を意図的に出さず、ビラー氏はその問題をトヨタの上司に警告していたと指摘。またビラー氏の話として、トヨタ内部では、車の設計上の問題やその対策を蓄積したデータベースをもとに、「知識の本」という秘密の電子文書を作成していたが、裁判には提出しなかった、とした。

 トヨタは26日、「法的な義務は真剣に受け止めている」とする一方、「競争力にかかわる機密情報を保持するための対策を適切にとっており、適切に行動していた自信がある」との声明を出した。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
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by Hfurumura | 2010-02-28 10:57

豊田社長は太平洋を往復するんですね

豊田社長は第一弾をうまく乗り切ったと思います。

以下の記事をお読みください。

(新聞記事転載はじめ)

「トヨタ公聴会、米上院も3月に開催 下院は24日に延期」

2010年2月10日付 日本経済新聞電子版

 【ワシントン=御調昌邦】米下院監視・政府改革委員会は9日、トヨタ自動車のリコール(回収・無償修理)問題で、10日に予定していた公聴会を24日に延期すると発表した。首都ワシントンで再び大雪の予報が出ているため。上院商業科学運輸委員会は9日、トヨタのリコール問題で3月2日に公聴会を開催すると発表。下院エネルギー・商業委員会も2月25日に公聴会を予定しており、上下両院で3つの公聴会が相次ぎ開かれる異例の事態となる。

(新聞記事転載終わり)

上院でも公聴会が行われます。これでひとまず幕引きとなるのでしょう。上院商業科学運輸委員会の委員長は、ウエストヴァージニア大学選出のジョン・D・ロックフェラー四世です。通称ジェイさんですね。

ジェイさんは日本に来ると、豊田市を訪問し、トヨタの工場にも行くような人ですから、これで幕引きとなるでしょう。まぁ何か交換条件を出されるとも思いますが、仕方ないでしょうね。

ジェイが小沢一郎とトヨタを庇護してくれたら、民主党政権はしばらくもつでしょうね。いやもってもらわないといけません。
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by Hfurumura | 2010-02-26 00:15

Mr. Toyoda goes to Washington

2010年2月24日、豊田章男(とよだあきお)トヨタ自動車社長が米下院(House of Representatives)監督・政府改革委員会(The Committee on Oversight and Government Reform)の公聴会(hearing)に出席しました。通訳のKay Moritaという女性と、北米トヨタ社長の稲葉良(いなばよしみ)が同席していました。

気になったのは、今回、豊田社長が呼ばれた委員会が監督・政府改革委員会であった点です。前日に行われた北米トヨタ販売のジム・レンツ社長は、米下院エネルギー・商業委員会(The Committee on Energy and Commerce)の公聴会に呼ばれて証言をしていました。

私は、トヨタの関係者は、運輸委員会の公聴会に呼ばれるものと思っていました。そこで、米下院のウェブサイトを見てみました。すると、米下院運輸・社会資本委員会(The Committee on Transportation and Infrastructure)という委員会がありました。そこで、この委員会のウェブサイトを見てみると、「jurisdiction(権能)」という項目がありました。ここに運輸・社会資本委員会が果たすべき役割が列挙されていました。以下のアドレスです。(http://transportation.house.gov/pdf/111th%20Full%20Committee%20Jurisdiction.pdf)

そこに、「Transportation…except automobile safety(運輸・・・自動車の安全を除く)」と書いてありました。なるほど、それで、運輸・社会資本委員会の公聴会に呼ばれないのだ、ということが分かりました。それでは、今回、豊田社長が呼び出された米下院監督・政府改革委員会とはどのような委員会なのでしょうか。名前からして、政府全般に関わる委員会かな、ということは分かります。この委員会の権能について、ウェブサイトから、以下に引用します。

(引用はじめ)

The Committee on Oversight and Government Reform is the main investigative committee in the U.S. House of Representatives. It has jurisdiction to investigate any federal program and any matter with federal policy implications. (米下院監督・政府改革委員会は、調査を主な目的とする委員会である。委員会は、連邦政府の機構やプログラム、連邦政府の実行する政策に関わる問題を調査する権限を持っている。)

(引用終わり、訳文は筆者による)

 この委員会の守備範囲はかなり広いものとなっています。小委員会には国内政策、対外政策、公務員、ITという4つがあり、「何でも屋」です。実際、ウォール街の金融機関のトップを集めて、「金融機関の経営陣のボーナスが高すぎるのではないか」という問題について公聴会を開いています。

 今回の公聴会は、議員たちの言葉遣いはそれなりに激しいものでしたが、トヨタにとってはうまく乗り切れたということになるでしょう。これから先、マスコミがどういう報道をして煽ってくるか分かりませんが、この委員会では突っ込んだ話とか、暴露系の話は出ませんでした。どの話もこれまで報道されたことでした。また、委員会所属の議員たちには、専門知識がなく、報道されたことに頼るしかなかったと言えるでしょう。

アメリカの新聞報道を読むと、「謝罪した」、「責任を認めた」という見出しが躍っています。そして、豊田社長が「halting(つっかえつっかえした)」、「accented(訛りの強い、聞き取りにくい)」英語で話したこと、イエス、ノーをはっきり言わないで議員たちを苛立たせた場面があったと報じられています。世界的な大企業のトップが英語でのコミュニケーション力を持たない、ということに議員たちは驚いたことでしょう。

アメリカ人は、自分たちは外国語などできないくせに、「外国人はどうして英語ができないのか?」と心の底から不思議に思っています。「2つの言語が話せる人はバイリンガルと言います。1つの言語しか話せない人はアメリカ人と言います」という冗談があります。そして、「外国語ができない、できなくても良い」ので、外国に興味、関心を持ちません。

 豊田社長は、公聴会で通訳を入れて話しました。全部英語で話した場合の半分の内容であったと思います。委員たちはコミュニケーションがうまく取れないこと、日本的な受け答えでイライラしたことでしょう。実際に、「あなたの発言には全く満足していない」と言った議員がいました。豊田社長は、「私の心を世界の皆様にお伝えしようとして真摯に語っているが、うまく伝わらないというご指摘をいただいた。反省します」と答えました。

 豊田社長は、のらりくらりとしながら、なおかつ大人の対応をしていました。下院議員たちがいくら虚勢を張っても、怒鳴っても、「これは人気取りにしか過ぎない」という印象を見ている人たちに与えました。議員たちのフラストレーション発散のための罵詈雑言が飛び交う場所にわざわざ日本からやって来たというのは、評価されることでしょう。マスコミもアメリカ企業ではないだけに言いたい放題だったと言えるでしょう。

 しかし、もっとうがった考えをすると、今回、アメリカ側はかなり気を遣ったのではないかと思われます。これでガス抜きと言うことにして、何か取引をしようとしているのではないかとさえ思われます。議員レベルで言えば、選挙区内にトヨタの工場がある議員たちはトヨタを責めてばかりもいられません。政府レベルでは、日本の民主党政権が、トヨタの労組の支持を受けており、直嶋正行(なおしままさゆき)経済産業大臣がトヨタ労組出身であることも分かっているはずです。ですから、議員たちに怒鳴らせる場を作っておいてそれで幕引きということにする、ということになるでしょう。

 また、共和党からの視点で言えば、運輸長官レイモンド・ラフードの責任を追及しようとしています。ラフードは自分の責任ではないということを躍起になって述べていますが、「トヨタの問題を早い段階で処理できなかった」という責任問題はこれからも付きまといます。ですから、米民主党側としては早く幕引きをしたいと考えていると思われます。

 ですから、大変な逆風のように見えて、実はそうでもない、と私は考えます。ちなみに、トヨタの株価は少し上昇しています。これは投資家たちも私と同じように考えているからだと思います。
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by Hfurumura | 2010-02-25 12:12

技術を渡してはならない

悲しいことですが、人間は完全ではありません。その人間が作るものもまた完璧ではありません。

機械が誤作動を起こすことはあります。今回のトヨタのリコール問題を見ていると、リコールの遅れを責めるのは仕方がないことですが、技術的なポイントまで話が広がっています。アメリカ議会の議員たち(ほとんどが悪徳弁護士上がり)は、訴訟の時のようにふるまいます。

アメリカ人は人の不幸が大好きで、法廷が大好きです。昼は、メロドラマ(昔石鹸の会社がスポンサーになっていたのでソープオペラと言います)と、元裁判官が裁判長になって、ご近所のトラブルを裁判形式で解決する、裁判番組が数本放映されています。毎日です。怒鳴りあったり、掴みあったり、大変です。スペイン語放送でも似たような番組がありましたら、ああいうのが好きなんでしょうね。そのうち日本でも作られるようになるでしょう。アメリカ人は、トヨタのアメリカ法人の社長、そして、トヨタ本体の社長が火だるまになるのが見たくてしょうがないのです。

運輸長官も何か裏がありそうです。調べてみなくてはいけませんね。デトロイト出身とか、ビッグスリーと関係があるとか、もしくは、労働組合上がりとか分かりやすかったら良いのですが、どんなバックグラウンドなんでしょうか。

話がだいぶそれました。今回、議会側はブレーキの電子制御システムを問題にしています。議会側はもっと責めて、その技術の設計図やデータを公表するように迫るでしょう。これは、アメリカ側に、トヨタの大事な企業秘密を取られてしまうことになります。それがいつの間にかスタンダードになって、技術力のない、ビッグスリーが採用するようになるでしょう。

日本でもアメリカ製品で不具合があったら、アメリカ本社の社長を呼んで、国会でお話を聞くようにしましょう。まずは、ファニーメイとフレディマック、商業銀行の会長をまとめて呼んで責めてみてはどうでしょう。そんな勇気のある議員さんはどこにもいらっしゃらないでしょうけどね。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「トヨタ、電子制御「問題ないことに自信」 米公聴会」

2010年2月24日 朝日新聞電子版

 【ワシントン=中川仁樹、尾形聡彦】トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)を巡り、米議会下院の公聴会が23日午前(日本時間24日未明)始まった。トヨタ自動車の米販売子会社のジム・レンツ社長は、公聴会で証言する内容を事前に公表。リコールの対応が遅れたミスを認めて陳謝する一方、最大の焦点であるトヨタ車の急加速の原因と疑われるエンジンの電子制御システムについては「問題がないことに自信がある」とした。

 23日の公聴会は、トヨタの大規模リコールの原因や経緯を明らかにする目的で、下院のエネルギー商業委員会が開催。トヨタ側からは、レンツ氏が代表して出席した。議会側はエンジンの電子制御に「重大な懸念がある」と追及する構えで、両者の主張が真っ向から対立する見通しだ。

 事前公表した証言内容の中で、レンツ氏はトヨタ車の意図せぬ急加速の原因として、すでにリコールを実施済みのフロアマットにアクセルペダルが引っかかる問題と、アクセルペダルが摩耗して戻りにくくなる問題を改めて認めた。

 これに対し、米議会側はアクセルペダル関連の不具合だけでは、トヨタ車の急加速で事故が相次いでいることは説明しきれないとみている。特に注目しているのが、エンジンに空気を送る量を調節する電子制御スロットルシステムだ。エネルギー商業委のワクスマン委員長は22日夕、「電子制御上の欠陥が原因になっている可能性をトヨタは継続的に退けてきた」と指摘した。

 レンツ氏は同システムについて「不具合が生じた場合、エンジン停止など安全な方向に作動するよう設計されている」と指摘。暴走につながる誤作動は見つかっていない、との従来の立場を崩していない。ラフッド米運輸長官も公聴会で、これまでの同省の調査では、電子制御上の問題は見つかっていないとの見解を明らかにする見通しだ。

 一方、公聴会のもうひとつの大きな焦点になるリコール対応の遅れについて、レンツ氏は「深刻な安全性の問題に対して適切に対応できなかった」と陳謝する。技術的な問題に焦点を絞りすぎて車の使い方まで考慮せず、苦情への反応が遅れたという。

 これに対し、議会側は対応の遅れの背景に、不都合な「事実隠し」があるのではないかと疑っている。アクセルペダルがフロアマットに引っかかる問題については、米国で2007年9月に一部車種のリコールを実施したものの、その他の車種へのリコール拡大は09年から今年にかけて行われた。アクセルペダルの不具合の改善も欧州では昨年8月に実施していたのに、米国は今年1月だった。

 豊田社長は米経済紙ウォールストリート・ジャーナルに寄稿(22日の電子版)し、「世界で最も安全な車をつくることによって、顧客に適切な対応をする決意を米議会や米国の人々に直接説明するのを楽しみにしている」との心境を明らかにした。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
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by Hfurumura | 2010-02-24 22:41

調子はどうですか

テレビや新聞は、バンクーバーオリンピックについて詳細に報じています。各社多くの取材者をバンクーバーに送っています。テレビ局では、バンクーバーにスタジオを作り、現地から最新情報を伝えています。そのキャスターに、芸能人を使っている、いやアナウンサーだけで経費節約だ、という報道もありました。

ニュース番組で、日本にいるキャスターが、バンクーバーに行っているキャスターに現地の様子などを聞く場面が多いですね。その際に、現地のキャスターが「○○選手が公式練習を行いました」と言うと、日本のキャスターが「調子はどうですか」と聞きます。それに対して、現地のキャスターは「絶好調です」とか「上り調子です」、「今本番を迎えても大丈夫です」などと答えます。

このやりとりについていろいろとくだらないことを考えました。

①常日頃から各選手を見ているわけでもないのに、どうして「調子が良いです」と言えるのか、と疑問です。

②「調子」についてはいまだによく分かりません。ほとんどの人は中学、高校の部活程度でスポーツ経験を終えてしまうわけですが、自分の経験から考えて、「調子」というものが何なのかいまいち分かりません。

③コンディションなら分かります。「疲れていない」、「怪我をしていない」、「慢性的な体の痛みがない、もしくは軽減されている」などがコンディションに当たります。そして、そうしたの表現があり、それなら、「試合でも良いパフォーマンスをしてくれる」と思えます。

④記者が取材で、「調子はいいですか」と質問し、選手が「調子はいいですよ」と答えるのが儀式みたいになっています。そして、たとえば、不本意なパフォーマンスをしてしまった後に、「調子は良かったんですが」とか「実はどこかに痛みがありまして」などと選手が言う場合があります。

⑤アスリートにしか分からない「調子」はあるのでしょうが、それは見ている側では分かりにくい。「あの選手は調子が良いと言っていたのに」と言って怒っている人は見かけません。「調子」があてにならないということは、見ている人たちがよく知っているのです。

⑥それでも「調子はどうですか」という質問をし続けるメディア。不思議です。昔、帝国陸海軍にも質問したんでしょう。「調子はどうですか」「調子は最高だよ」という儀式をやったんでしょうね。この部分は唐突だったかな、と少し反省しています。

オリンピックの間は、大きな事件などないと良いですね。
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by Hfurumura | 2010-02-16 17:38

自民党の久しぶりのホームランになるかな

元近鉄の4番、アマチュア時代には全日本でも4番を打った石井浩郎(いしいひろお)氏が、参議院議員選挙に、自民党から出馬することになりました。

石井氏は地元の名門、秋田高校から早稲田大学にスポーツ推薦ではなく入学しました。その後、今はもう廃部となりましたが、社会人の名門プリンスホテルに入社し、活躍しました。近鉄時代は、「いてまえ打線」の中核として活躍しましたが、手首を負傷し、その後と、読売、ロッテ、横浜と転々としました。

足を高く上げて、バットをボールにぶつける、独特のフォームは忘れられません。ただ、ついていない選手で、ルーキー時代に肝炎で入院し、80試合くらいにしか出場できなかったのですが、それでも20本のホームランを打ちました。

六大学野球でも打率は高くありませんでしたが、ホームランは15本となかなかの記録を残しています。ホームラン王にはなれませんでしたが、日本人長距離砲でした。

これは選挙とは全く関係ありませんが、西鉄の「怪童」、中西太氏に教えを受けた選手たちは手首を負傷しがちです。掛布、石井はその代表格です。まぁ、中西氏自身が手首を負傷しましたからね、仕方のないのかな。

自民党は良い候補者を見つけてきました。ただどのような考えを持っているのか分かりませんが、経歴だけなら申し分ない人ですね。巨人時代にいろいろと苦労されたようですね。

(新聞記事転載はじめ)

「元野球選手の石井浩郎氏、自民秋田県連が参院選で擁立へ」

2010年2月15日付 朝日新聞電子版

 自民党秋田県連は15日、今夏の参院選秋田選挙区(改選数1)に元プロ野球選手の石井浩郎氏(45)を擁立する方針を固めた。16日に県連常任総務会で正式決定すれば、同日にも立候補表明する。

 石井氏は秋田県八郎潟町出身。近鉄で主軸打者として活躍し、1994年には打点王になった。巨人、ロッテなどを経て引退後は都内などでもつ鍋店を経営。同県連は1月中旬から交渉を始め、2月上旬に立候補を要請し、石井氏が受けたという。

 同選挙区には民主党の現職鈴木陽悦氏(61)ら3人が立候補を表明している。

(新聞記事転載終わり)
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by Hfurumura | 2010-02-15 22:15 | 日本政治

コワレテイク

自民党は自壊の道を進んでいると思います。国会での鳩山総理に対する質問のレベルがどんどん下がっています。あそこまでやっておいて、もし自民党の議員たちからスキャンダルが出たら、どうするんでしょうか。お笑い芸人なら「ふりは大きい方が良い」ですが、政治家の発言は、「綸言は汗のごとし」ですから、お笑いではすみません。

一国の総理をつかまえて、「平成の脱税王」だと、与謝野馨衆議院議員(選挙区落選、比例復活)が言っていました。知性派だ、論理的だ、などと言っても、与謝野鉄幹、晶子の子孫だと言っても、あの程度です。まぁ昔、竹下登氏に自分の先祖鉄幹の掛け軸を「私は帰国子女で読めないから差し上げます」と言って、本当に掛け軸をあげた人です。さすがにごまの擦り方が「文化的」です。

鳩山総理に対する攻撃は増えましたが、小沢氏に対する攻撃は止みました。そんなにアメリカが怖いですか。アメリカがいじめてよいと言ったら、襲いかかる。自民党の議員たち(比例復活ばかりのゾンビ集団)には、国を代表する矜持がないのか、と情けなくなります。

65歳から上の自民党議員たちは引退して後進に道を譲ったらどうですか。どうせ総理にも大臣にもなれませんよ。それだったら叙勲のレベルはそんなに変わらないし。何より、長生きすると晩節を汚しますよ。与謝野さんの親分だった中曽根さんを見たらわかるしょう。与謝野さん、のどの調子もお悪いようだし、もう引退なさったらどうでしょうか。
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by Hfurumura | 2010-02-12 22:22

大勲位・中曽根康弘元総理大臣

2008年に秘密指定解除された文書の内容が今頃になって出てくるというのは不思議です。この種の発見の場合、発見者名も同時に報道されるものです。近くの例で言えば、有馬早大教授とか信夫日大教授とか、そういった方々が公文書館で、重要な文書を発見したという報道がなされた記憶があります。

しかし、今回は、発見者名はこの記事には書かれていません。この点は不思議と言うか、不可解です。もし朝日新聞の記者なら、「本紙○○記者」という報道がなされるはずだし。

また、中曽根康弘氏の名前がこのごろよく出てきますね。習近平副主席と天皇陛下との会談の際にも中曽根氏の名前が出てきました。今回の報道で分かることは、三木武夫という人物が狡猾であることです。自分は綺麗なふりをして、汚い仕事は幹事長にやらせている。しかし、政治家としては素晴らしいことだと思います。

また、中曽根氏とヘンリー・キッシンジャー氏との関係は中曽根氏が青年代議士のころからのものであることは良く知られています。中曽根氏としては、キッシンジャー氏に頼むつもりでお願いに行ったのでしょう。

もっと勘ぐって考えてみると、二つの可能性があるように思われます。(1)中曽根氏は田中角栄氏がこれから糾弾され、逮捕されることまで知っていた。それで、田中氏から恨まれないように、一応、頼みに行った。(2)三木という人もまたアメリカとのパイプがあった人です。戦前に南カリフォルニア大学に留学していました。三木首相と中曽根幹事長という2つの対米窓口があった。それぞれがアメリカの違う勢力とつながっていた。アメリカ国内の勢力間の争いがあり、それが反映され、中曽根=キッシンジャー派が勝利した。

大勲位で、「晩節を汚す」というのは悲しいことです。長生きをしたいけど、偉くなったら長生きも考えものです。


(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書」

2010年2月12日付 朝日新聞電子版

 ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があったと報告する公文書が米国で見つかった。裏金を受け取った政府高官の名が表に出ると「自民党が選挙で完敗し、日米安全保障の枠組みが壊される恐れがある」という理由。三木武夫首相(当時)は事件の真相解明を言明していたが、裏では早期の幕引きを図る動きがあったことになる。中曽根事務所は「ノーコメント」としている。

 この文書は76年2月20日にジェームズ・ホジソン駐日米大使(当時)から国務省に届いた公電の写し。米国立公文書館の分館であるフォード大統領図書館に保管され、2008年8月に秘密指定が解除された。

 ロッキード事件は76年2月4日に米議会で暴露されたが、ロ社の裏金が渡った日本政府高官の名前は伏せられた。

 与野党いずれも政府に真相解明を要求。三木首相は2月18日、「高官名を含むあらゆる資料の提供」を米政府に要請すると決めた。

 文書によると、中曽根氏はその日の晩、米国大使館の関係者に接触し、自民党幹事長としてのメッセージを米政府に伝えるよう依頼した。中曽根氏は三木首相の方針を「苦しい政策」と評し、「もし高官名リストが現時点で公表されると、日本の政治は大変な混乱に投げ込まれる」「できるだけ公表を遅らせるのが最良」と言ったとされる。

 さらに中曽根氏は翌19日の朝、要請内容を「もみ消すことを希望する」に変更したとされる。文書には、中曽根氏の言葉としてローマ字で「MOMIKESU」と書いてある。中曽根氏はその際、「田中」と現職閣僚の2人が事件に関与しているとの情報を得たと明かした上で、「三木首相の判断によれば、もしこれが公表されると、三木内閣の崩壊、選挙での自民党の完全な敗北、場合によっては日米安保の枠組みの破壊につながる恐れがある」と指摘したとされる。

 文書中、依然として秘密扱いの部分が2カ所あり、大使館関係者の名前は不明だ。

 結果的に、事件の資料は、原則として公表しないことを条件に日本の検察に提供された。(奥山俊宏、村山治)

     ◇

 東京地検特捜部検事時代にロッキード事件を捜査した堀田力弁護士の話 米国への要請が事件発覚直後で、しかも「日本の政府がひっくり返るかもしれない」とブラフ(脅し)みたいな言い方なのに驚いた。私は法務省刑事局の渉外担当参事官として2月26日に渡米し、資料入手の交渉をしたが、それを阻止するような動きがあるとは察してもいなかった。

(新聞記事転載貼り付け終わり)
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by Hfurumura | 2010-02-12 16:11 | 日本政治

朝青龍引退について(遅いけどさ)

朝青龍の引退騒動が落ち着きを見せています。朝青龍はハワイで静養しているようですね。

朝青龍の引退に至るまでの経緯が分かってきました。理事会に朝青龍と高砂親方が呼び出され、弁明の機会が与えられてました。二人は理事からの集中砲火を浴びました。で「引退せねば解雇」という方針になり、九重親方と友綱親方がその方針を伝え、最後には高砂親方から促され、朝青龍は引退を決意した、ということだそうです。

今回の理事会には、外部委員と言って、相撲界出身ではない人物が2人、理事会に入っていました。一人は東大の教授で、もう一人は元警視総監だということです。そして、いくつかの新聞や雑誌の報道を見ると、元警視総監の外部委員が、朝青龍を理事会に呼び出すことを提案するなど、議論をリードしていたと考えられます。

元警視総監という立場ですから、朝青龍が起こした暴行事件について、警察から特別に情報を得ていたことでしょう。また、東大教授と二人、「これが世論ですよ」と言って、他の理事たちを翻弄したと思われます。そして、元警視総監の外部理事が、朝青龍の引退に向けてのシナリオを作り、実行したのではないかと思います。

同日、小沢幹事長の不起訴が発表されましたが、朝青龍の引退にかき消されてしまった印象があります。ファーストインパクトが弱いと、事件自体が小さいモノに感じられます。これは、検察の負けという印象を弱める効果がありました。

元警視総監が検察の負けの衝撃を和らげるために、そのようなシナリオを作ったとするなら、それこそ「八百長」と言えるでしょう。朝青龍は犠牲者です。
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by Hfurumura | 2010-02-10 23:47

第44回スーパーボウル

第44回スーパーボウルは、ニューオーリンズ・セインツが、インディアナポリス・コルツを破り、初出場初制覇しました。ハリケーン・カトリーナからの復興の象徴となりました。祝福したいと思います。

試合内容は大変素晴らしいものとなりました。前半はコルツが押していましたが、セインツはフィールドゴールでうまく追いかけていました。コルツは嫌な感じがしていたと思います。

セインツのペイトン監督(ヘッドコーチ)は2つのギャンブルを成功させ、チームを勝利に導きました。一つは、第三クォーターの始まりで、オンサイドキックが決まり、セインツが攻撃権を奪いました。もう一つは、2ptコンヴァージョンを成功させたことです。これらは2つとも失敗していたら、流れがコルツに行ってしまうところでしたが、よほど自信があったのでしょう。もしかしたら、この日に備えて練習をしていたのではないかと思われます。キッカーのハートリーの能力の高さにも脱帽です。

セインツは攻撃力がクローズアップされてきましたが、ディフェンスも大変良かったです。最後のインターセプトは相手の動きを完璧に読んでいました。ディフェンスコーディネイターの勝利でしょう。

アメフトは、ヘッドコーチが最終判断をしますが、ディフェンス、オフェンスそれぞれにコーチ(コーディネイター)が、スタジアムの最上段から試合を見て、作戦を立てます。参謀本部みたいなものです。良く見てみると、軍隊みたいな組織になっています。最上級のアスリートがチェス盤の上でプレーしているかのような感じになります。

アメフトはルールが難しいから見たくない、と言われますが、最初の入門編をクリアしたら、本当に面白いです。
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by Hfurumura | 2010-02-09 14:47