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櫛の歯が抜けるという月並みな表現で参議院議員の去就を語る
ここのところ、地方選挙(町田市長選挙、長崎県知事選挙)で民主党が推薦、支援している候補者たちが破れています。民主党に対するお灸だ、とか小沢一郎幹事長に対する不信任だ、という話が、昨日の世論操作特化プログラムでも散々垂れ流されていました。
しかし、不思議なもので、自民党からは櫛の歯が抜けるように、参議院議員たちが離党しています。松田氏は、1993年に自民党を離党し、新生党所属として衆議院議員に当選し、それから3期当選しました。野田聖子に敗れ、参議院に鞍替えし、民主党に所属していたのに、自民党に復党した方です。かなり複雑な、しかし、1993年以来の政治の動きに寄り添ったような動きをした人ですね。 この転変ぶりを見ていると、戦国武将のようで、強い方になびく感覚がある人なのではないかと思います。衆議院議員時代からの後援会組織が離島を促した、という点が重要ですね。「これから自民党は頼れない。民主党じゃないと、陳情を受け付けてくれない。あんたは年寄りだし、引退しなさい」ということになったんでしょう。「子供は県議とか市議くらいにはしてあげるから」という条件だったのではないかと思います。 こうして見ると、ますます戦国時代のお話のようですね。 (新聞記事転載貼り付けはじめ) 「自民・松田参院議員、離党へ 民主から出馬の秘書を支持」 2010年3月1日 朝日新聞電子版 自民党の松田岩夫参院議員(岐阜選挙区)は1日、自民党の大島理森幹事長に離党届を提出したうえ、夏の参院選岐阜選挙区に民主党から立候補する予定の自らの元政策秘書、小見山幸治氏を支持することを表明した。当面は無所属で活動するという。 松田氏は記者会見し、「彼が立つ以上は徹底的に応援するのが務め。後援会の総意でもある。岐阜で新しい政治勢力を育てることになる」と語った。松田氏は昨年12月に不出馬を表明。自民党は1月に岐阜県議の渡辺猛之氏の擁立を決めている。 (新聞記事転載貼り付け終わり)
by Hfurumura
| 2010-03-01 14:41
| 日本政治
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