翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
by Hfurumura
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夏の日には季節外れの立ち枯れとなる立ち上がれ日本

立ち上がれ日本はこの夏の参議院議員選挙に、元読売ジャイアンツの内野手として活躍した、中畑清氏を擁立することを発表しました。

中畑氏は「絶好調!」というフレーズで知られ、労働組合であるプロ野球選手会の初代会長を務めました。成績はまぁまぁでしたが、その人気は大変なものでした。現役引退後は、ジャイアンツのコーチや解説者として活躍し、アテネ五輪では病に倒れた長嶋茂雄日本代表監督に代わり指揮を執りました。

下の記事にいくつか気になる点があるので書きます。まず、「中畑氏は長嶋茂雄元巨人監督と相談のうえ」とあります。中畑氏は長嶋氏が第一次の監督時代にジャイアンツに入団していますから、子弟としての思い入れがあるのでしょう。しかし、長嶋氏は回復しているとは言え、まだまだ万全の健康状態ではないのです。その長嶋氏に余計な心配をかけるようなことはして欲しくありません。

また、与謝野馨氏が、「選挙は政策だけではなく、国民の共感を呼ぶことが必要。中畑さんは国民の共感を呼ぶ人柄と信頼感をもっている」と発言したことも気になります。これは「中畑氏は客寄せパンダで良い」と言っているとしか思えません。中畑氏に何か実現したいことがあっての立候補なら良いのですが、そうでもないようです。

長嶋氏への相談、何かに突き動かされての立候補ではない、ということになると、これは一体どういうことでしょう。私はこれは読売グループの意向が働いていると思います。もっと具体的には、渡邊恒雄氏の意向ではないかと思うのです。

立ち上がれ日本は顔ぶれと新党の乱立によって存在感が薄まっています。それを危惧した与謝野氏が旧知のナベツネ氏に「誰か有名人を、できたらジャイアンツOBを候補者にさせてくれないか」と頼んだのでしょう。それで人選してみて、中畑氏ということになったのでしょう。おそらく消去法でしょう。できたら江川卓氏が良かったのでしょうが、そうはうまくいきませんね。

そして長嶋氏は読売グループにとって金看板であり、球界では宝とも目される人です。その人が、「中畑頑張れ、中畑を頼む」という姿勢を示すことになれば、中年以降の世代で、大変な影響力を持つことになります。

さらに言うと、読売グループの立候補者ということは、「親米保守=正力=ナベツネ=読売=ジャイアンツ」という流れに乗っているということだと思います。中畑氏は何かもっともらしいことを言うでしょうが、彼は人形にしかすぎません。

しかし、そんなタレント議員、立候補者に有権者は飽き飽きしているのです。それが分からないところが悲しいところです。

杉村大蔵氏については何も申し上げません。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「元巨人選手の中畑清氏擁立へ 参院比例でたちあがれ日本」

2010年5月9日付 朝日新聞電子版

 たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は9日、夏の参院選比例区にプロ野球の元巨人内野手の中畑清氏(56)を擁立する方針を明らかにした。東京都内で記者団に語った。中畑氏は長嶋茂雄元巨人監督と相談のうえ、11日に正式に回答するという。

 立候補の要請は与謝野氏がしたという。与謝野氏は「選挙は政策だけではなく、国民の共感を呼ぶことが必要。中畑さんは国民の共感を呼ぶ人柄と信頼感をもっている」と述べた。

(新聞記事転載貼り付け終わり)

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by Hfurumura | 2010-05-09 23:27 | 日本政治
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