翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
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2010年 05月 27日 ( 2 )

次の次の次くらいを狙っています

民主党の玄葉光一郎衆議院議員・衆院財務金融委員長が、民主党の有志議員の会「国家財政を考える会」を発足させました。この会のメンバーには、「政策調査会の設置を目指す会」のメンバーと重なるのだそうです。これに対して、産経新聞の記事は、「「小沢統制」に緩み」という表現を使っています。

玄葉氏をはじめとする民主党七奉行と呼ばれる幹部くらいの政治家たちが存在します。これらの政治家たちに七奉行という名前を付けたのは、渡部恒三・民主党前最高顧問です。七奉行には、岡田克也外務大臣、前原誠司国土交通大臣、仙石由人国家戦略担当大臣、枝野幸男行政刷新担当大臣、野田佳彦財務副大臣、樽床伸二衆院環境委員長、そして玄葉光一郎衆院財務金融委員長です。

このうち、内閣に入っていない玄葉光一郎氏がこのような、一つの会を率いるかのような動きを始めました。党内政局の面でも重要な動きなのですが、この会の中身が重要です。今回発足した「国家財政を考える」ということで、財政赤字を減らすことを目的に、財政支出の削減と消費税の増税を検討するための会のようです。

民主党は、税金の無駄遣いを減らすこと、予算の配分を変えること、そして消費税の増税は行わないことをマニフェストに書いて選挙をしてきましたし、現在、改革を進めるために努力しています。

それなのに、暇なのかもしれませんが、消費税の増税を話しあう、などという議員の会を作ることなど、愚の骨頂です。どうもこうした議員たちの裏には、財務省の官僚たちからがいて、色々とご進講を受けていると考えられます。もっと言うと、彼らは松下政経塾出身であるという点から考えて、アメリカの意向も受けて動いているるかもしれません。

財務官僚にしてみれば、増税をして、財政赤字を減らすことが宿願なのですから、自民党、民主党に自分たちの意向を受けて動いてくれる政治家たちを多数囲い込むのは利益になります。アメリカからすれば、自分たちが小泉・竹中両氏を代理人にして進めた、郵政改革を、ひっくり返そうという鳩山・小沢の動きは目ざわりです。ですから、国会日程に、郵政改革がのぼってきたこの時期に、小沢幹事長をけん制するために、このような動きをさせたのでしょう。

味方の中にもたくさんスパイや敵の代理人がいるということは、歴史小説、戦争小説を読んでも良く出てくるシチュエーションです。今の民主党も同じです。このように小沢幹事長に距離を置く勢力を抱えながら、それでも民主党は選挙に向けてまとまって行動していくでしょう。それによって、自民党は更に分裂していきます。

ですが、民主党内で誰がどのような動きをするのか、日本国民は注視しなくてはいけないと思います。


(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「「玄葉勉強会」に115人 「小沢統制」に緩み」

2010年5月27日付 MSN産経ニュース 

 民主党の玄葉光一郎衆院財務金融委員長らは26日、財政規律を重視する有志議員の勉強会「国家財政を考える会」の設立総会を国会内で開いた。民主党の衆参国会議員115人が出席。代表世話人に玄葉氏を、最高顧問に土肥隆一衆院議員を選び、週1回のペースで会合を開き、消費税論議を進めていくことになった。

 小沢一郎幹事長は消費税率引き上げ論議に否定的だが、消費税論議を避けない玄葉氏らに党所属議員の4分の1強が呼応したことになる。党内では「小沢氏の統制に緩みが出てきたのではないか」(中堅)との見方が出ている。

 「消費税は政治家にとって主張しにくいテーマだが、今の国難にあって保身を排し、正論を主張し実現する姿勢が必要だ」

 玄葉氏は設立総会でこう述べ、参院選を前に消費税論議に否定的な小沢氏との対立軸を明確に示した。

 総会では、伊藤元重東大教授が財政健全化策を講演した。

 考える会の世話人らは、党政策調査会を廃止した小沢氏の党運営に反旗を翻して2月に結成された「政策調査会の設置を目指す会」のメンバーと重なる。考える会は、参院選マニフェスト(政権公約)の作成作業を切り口とした小沢体制への揺さぶりの第2弾ともいえる。

 ただ、玄葉氏らは表面的には「反小沢色」を薄め、参加者の数集めを優先した。小沢氏に批判的な小宮山洋子衆院議員らは会に参加したが、あえて世話人に名を連ねず、水面下での勧誘活動を専念した。

 同時に、小沢氏を支えるグループ「一新会」の鈴木克昌会長も世話人に受け入れ、小沢グループの議員も参加しやすい環境を整えた。小沢氏に近い議員には、考える会に加わることで会の先鋭化を防ぐ狙いもあるようだ。

 考える会への参加が広がったのは、皮肉にも小沢氏が17日の記者会見で、消費税論議について「聞いていない。私の周りではそういう議論はしていない」と発言してからだった。設立総会の盛況を受け、考える会のある幹部は「これで小沢氏にも(消費税論議が)聞こえるようになっただろ」とこれ見よがしに語った。

(新聞記事転載貼り付け終わり)

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by Hfurumura | 2010-05-27 22:47 | 日本政治

社民党の連立離脱だけは避けるべきだ

福島瑞穂消費者・少子化担当大臣(参議院議員・社民党党首)が、普天間基地移設についての閣議決定の文書に署名しない意向を表明しました。また、社民党も福島氏が閣議で署名しない方針を確認しました。以下に、この問題について報じた産経新聞、朝日新聞の記事を転載します。

ここで分かることは、社民党は辺野古沖反対であり、県外・国外を主張しているということです。しかし、連立政権から離脱するかどうかは決定していないということです。下の記事からは、重野安正・社民党幹事長は連立を維持しようと努力していますし、照屋寛徳・社民党国会対策委員長は、「辺野古」という文字が入った場合は、離党するとしています。ただ、連立離脱を明確に主張している幹部は下の記事からは明らかになっていません。

社民党としては、連立を離脱することは得策ではないと考えているようです。しかし、閣議決定の署名を福島氏が拒否し、総理から罷免された場合、連立を離脱する可能性も残されています。福島氏が自発的に辞職する場合は、罷免とは違いますから、連立が維持される可能性は高まります。書名が要らない総理発言であれば、福島氏の署名は必要ないのでそこまで大きな問題にはならないと考えられます。

これはなかなか難しい問題です。しかし、昨日もこのブログで書きましたが、民主党が社民党に対して、連立離脱にまで追いつめるような態度を取るべきではなく、もっと大人の対応をすべきだと思います。ですから、この問題では、社民党もギリギリまで、連立離脱という選択肢を選ぶのではなく、それ以外の方法で決着を図るように努力すべきです。

しかし、社民党が反対にこだわるのも理由のない、我がままではありません。県外・国外移設を言いだしたのは鳩山首相であり、民主党もそれに向けて努力すべきだったのに、いつの間にか、官僚と親米勢力に絡め取られて、このような結果になりました。社民党は、まるで、明治維新後、薩長の有力者たちに面会して、「倒幕したのは攘夷を実行するためでしたが、それはいつ開始されましょう」と聞いて回った志士の生き残りたちのようです。この点で、民主党は政治センスがあると言えます。

社民党は昔から政治センスが全くない政党です。そのために、いつも失敗してきました。55年体制下では、野党第一党、比較第二党でしたが、今は本部だけは大きいですが、見る影もありません。しかし、ここ数年は、「今年こそ消える」などと若手お笑い芸人のように揶揄されながら、一定の勢力を保っています。政治センスのなさ、まじめで自分で逃げ道を作らない、というのは、日本人の中の、一定の割合の人々の特徴であり、社民党はまさにその人たちを代表しています。

ですから、社民党は自分たちには向かない政治ゲームをしても仕方がありませんから、反対しながら、「困ったな、連立離脱まではしたくないんだけど」という態度でいたらよいのだと思います。今回、アメリカ帝国に対し、属国日本のリーダー・鳩山由紀夫首相は敗れ去りました。しかし、理想を掲げて、その火を消さない勢力がいて、それが与党にいる、そして、その勢力が民主政体の基本で選挙で支持を伸ばす、これこそが、私たちが今できることではないかと思います。それが基地問題の交渉に関し、次につながる動きだと思います。

今回の問題については、連立離脱まではいかないように努力すべきです。基地問題で福島氏が大臣を辞職、あるいは罷免になっても、閣外協力に転じてでも、連立は維持する方向でいくべきです。普天間基地問題は大変重要な問題ですが、それ以外にも、人々の生活の改善についての政策を実行しなくてはいけません。

世界的な視点で言うと、社民勢力が与党であるということは世界各国に安心感を与えます。現在、世界の潮流はリベラルです。日本も、ヨーロッパのように、リベラル勢力がまとまって政権を担っているということが重要なのです。

連立政権にとって社民党は邪魔だから、この問題を好機として連立から追い出してしまえ、という意見があります。これは大変危険です。鳩山政権にとって打撃になりますし、民主党が右傾化したのか、という捉え方を世界からされてしまいます。

ですから、民主党は大きな態度で、穏やか対応をすべきだと思います。それこそ比較第一党、与党の度量ではないでしょうか。あと、連立に亀裂が入ることを囃したてているマスコミは全部何かの策動であると思います。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「【普天間問題】社民党に深まる溝 連立残留目指す党執行部 福島氏は日々暴走」

2010年5月27日付 MSN産経ニュース


 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題をめぐる政府の混迷は社民党にも分裂含みの溝を広げている。何とか連立残留の方向でまとめたい党執行部を横目に、党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は政権批判で日々ボルテージを上げる。夏の参院選を1カ月後に控え、妥協点を探ることができるのか。一触即発の状況はなお続く。(山田智章)

 「閣議了解、閣議決定の文書に『辺野古』の文言が入っていなくても日米共同声明を前提としているのだから閣議で賛成しない。サインはできない」

 福島氏は26日午後の記者会見でこう断言した。「鳩山由紀夫首相は『最低でも県外』『辺野古の海を埋め立てるのは自然への冒涜だ』と言った。内閣は沖縄に約束したことをきちっと履行すべきだ」と政権批判に及んだ。緊急両院議員総会では「連立に恋々としているようにみられたくない」。25日の沖縄入りで支持者に励まされ、吹っ切れたかにみえる。

 だが、福島氏の発言が社民党の総意とは言えない。参院選まであとわずか。「連立離脱して孤立するよりも、連立に留まり、普天間問題で政府の譲歩を引き出したと訴えた方が得策だ」。党内ではこのような意見が大勢なのだ。

 26日昼には重野安正幹事長らが平野博文官房長官と直談判。平野氏から政府方針に「辺野古」を明記しないという譲歩を引き出し、重野氏は「政権の一翼を担い、沖縄の思いを官邸に伝えていく役割を果たしていかねばならない」と述べ、安堵の表情を浮かべた。

 それだけに福島氏の“暴走”に党執行部は頭を抱える。福島氏の26日の発言を知った党幹部は「えっ、なんでそんなことを言うの。覆水盆に返らずだ」と血相を変えた。

 26日夜には照屋寛徳国対委員長が日米共同声明に「辺野古」が明記されても党が連立を維持するならば離党する意向を示した。

 もはや福島氏らも後には引けない。民主党の社民党不信も頂点に達しつつある。ある社民党幹部はこうこぼした。「沖縄以外にも実行しなければならない政策はたくさんあるのだが…」


「社民が署名拒否を確認 福島氏の進退発展も 普天間問題」2010年5月27日12時38分

2010年5月27日付 朝日新聞電子版

 社民党は27日午前、常任幹事会を開き、鳩山由紀夫首相が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を前提とした意思決定を行った場合、党首の福島瑞穂・消費者担当相が閣僚としての署名を拒否する方針を確認した。首相が閣議決定など署名を伴う意思決定に踏み切れば、福島氏の進退に発展する公算が大きい。

 日米両政府は、移設先を辺野古周辺とすることで合意しており、28日に発表する共同声明に明記する見通し。社民党の重野安正幹事長は、常任幹事会の決定を踏まえ、平野博文官房長官に電話し、共同声明から「辺野古」の文言を削除することを要求した。

 平野氏は記者会見で政府方針の意思決定について「総理発言、あるいは閣議了解、閣議決定、いろいろな方法がある」と指摘。ただ、「(声明からの辺野古削除は)考えづらい」と難色を示しており、最終的に首相が福島氏を罷免するか、福島氏が閣僚の辞任を迫られる可能性がある。

 この日の常任幹事会で福島氏は「日米共同声明に辺野古、あるいは県内決着を書くことはできない」と述べ、辺野古移設を前提としたあらゆる内閣の意思決定に反対を貫く姿勢を強調。「社民党の正念場だ。歴史に責任を果たして国民の皆さんとがんばろう」と党内の理解を求めた。

 又市征治副党首も「日米共同声明は中止し、仕切り直すことが鳩山内閣に求められている。参院選で大きな争点になる。内閣の命運がここにかかってきた」と強調。常任幹事会では閣議決定などへの署名拒否の方針を確認したが、連立離脱について重野氏は「今日は全くしていない」として、結論を先送りした。

 終了後、福島氏は記者団に「辺野古に基地をつくる前提で日米共同声明をした内容が閣議で確認されるとしたら、党首としてではなく、党として反対であるということを確認した。その決定通り行動したい」と語った。

 党内には「党首を全面的に支持する」との声がある一方で、連立離脱には「結果的に自民党を有利にする。政権交代したのに最悪の結果だ」などの慎重論も根強い。

 民主党内にも参院選の選挙協力の観点から参院の改選組を中心に連立維持を求める声が強い。輿石東参院議員会長は26日夕、首相官邸で鳩山首相と会談し、こうした党内の空気を伝えた。

 鳩山首相は27日朝、福島氏が署名拒否を明言したことについて「福島党首、持論を述べられているが、極力ご理解いただけるように最後までできる限り努力をさせていただく」と、首相公邸前で記者団に語った

(新聞記事転載貼り付け終わり)

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by Hfurumura | 2010-05-27 18:29 | 日本政治