翻訳、評論の分野で活動するSNSI研究員の古村治彦のブログ
by Hfurumura
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不満はどんどん言いましょう

民主党が本日開いた参議院議員総会で、執行部に対する批判を展開する参議院議員たちが複数いたようです。下の朝日新聞の記事は短いものでしたが、「反権力の」(嫌味で言っているんですよ)産経新聞の記事はその様子をもっと詳しく伝えています。

参議院たちの中で、普天間基地移設問題、「政治とカネ」の問題で鳩山政権が迷走し、国民の支持を失い、それが自分たちの支持の低下につながっていると不満を述べています。組織体として、参議院議員たちの不満を表明させる、古臭い言葉で言えば、「ガス抜き」が行われたようです。

民主党の参議院議員総会ということで、輿石東氏が最高レベルの幹部(参議院議員会長)として出席していて、輿石氏に対して議員たちは不満をぶつけたのでしょうが、彼らには、輿石氏に後ろに鳩山氏や小沢氏を見ながら話したことでしょう。しかし、言っていることは過激なことではなく、倒閣でも辞任要求でもなかったようです。ここで本物の政治家なら不満を述べても、倒閣や辞任要求もしないものです。若干、そういうことをしている若手・中堅がいるようですが。

民主党の参議院議員たちは、ですから大したものです。「不満を言ってよい、むしろ不満を積極的に述べる」会であるということを弁(わきま)えて、「きちんと」不満を表明しました。しかし、それが小沢一郎幹事長の辞任要求にもならず、鳩山首相の倒閣運動にもなっていないというバランス感覚は大したものです。

選挙までには時間があります。これから民主党にプラスに働くことが起こる可能性があります。自民党の方はというと、状況を好転させる要素があまりないようです。支持団体は中立、もしくはもう離れています。昨年の衆議院選で民主党に投票した人たちが失望したからと言って、自民党に入れること少ないと思われます。地方では自民党支持が残ると思いますが、「カネの切れ目は縁の切れ目」ということになるでしょう。

1993年の非自民政権樹立の際、自民党は危機に瀕しました。しかし、その時には、比較第一党で選挙に大負けしたわけではなく、人材がほとんど温存されました。あの時、新党が増えた分は社会党が大敗した分でした。自民党は1年ほどで与党に復帰できました。しかし、今回は状況が違うので、野党暮らしが数年続いたら、どうなるか分かりません。

新党では、みんなの党が勢力を伸ばすことが予想されています。確かに民主党に失望した有権者が一定数みんなの党に入れる可能性が高いです。しかし、支持層が曖昧な政党が長続きするとは思えません。私は、社民党が支持を伸ばすのではないかと思います。そして、そうあるべきだと思います。これについては前にブログで書きました。

このように考えると、小沢氏が着々と選挙準備を進めている民主党が努力を続けながら、選挙に向かっていくと、大敗はしないと考えます。ですから、参議院議員総会で議員たちが不満を述べたということで、民主党が危機であるととか、選挙に大敗することはないと思います。ですから、このような記事は、引き締めのために利用するというくらいでちょうど良いと思います。

自民党でも参議院議員総会が行われたら、詳しく報道していただきたいですね。

(新聞記事転載貼り付けはじめ)

「民主参院議員が悲鳴「世論の逆風をしのげない」」

2010年5月26日付 MSN産経ニュース

 民主党が26日午前に国会内で開いた参院議員総会で、「政治とカネ」の問題や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設問題をめぐる鳩山政権の迷走で逆風にさらされている改選組の参院議員たちから、窮状を訴える声が相次いだ。

 小林正夫氏は「世の中、『民主党はだめだ、鳩山の優柔不断さはだめだ』という声が圧倒的に強い。せっかく与党になった。この場に戻ってきたい。打開策の手を打ってほしい」と発言。加藤敏幸氏も「戦術的な対応で間に合うのか。戦略的な対応を打つ必要がある。衆院に308議席あるから参院選で負けても数合わせをすれば政権を維持できると、そんなこと本気で考えているのか」と主張した。

 また、藤末健三氏は「『政治とカネ』の問題も対応してほしい。企業・団体献金を禁止する法案を今国会で通さなければ、世論の逆風をしのげない」と訴えた。

 これに対し、輿石東参院議員会長は「皆さんの気持ちは受け止める。私がなぜ会長をやらしてもらっているか、そのことを肝に銘じて、皆さんも覚悟を決めてもらいたい」と述べた。


「首相の普天間対応 民主参院改選組ら「戦えぬ」と不満」

2010年5月26日付 朝日新聞電子版

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題をめぐり、民主党参院議員から26日、鳩山由紀夫首相を批判する声が相次いだ。首相の迷走ぶりに参院選改選組を中心に「このままでは選挙が戦えない」との不満が噴出した。

 改選組の桜井充参院政審会長は同日、国会内で記者団に首相発言について「県外にするとか、腹案があるという発言が混迷の度合いを深めた」と批判。参院議員総会でも比例区の議員が「結局、(同県名護市)辺野古に戻ったのは自民党が正しかったのではないかと国民は受け止めている」と指摘。別の議員は「我々は何のために頑張ってきたのか」と訴えた。

(新聞記事転載貼り付け終わり)

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by Hfurumura | 2010-05-26 23:29 | 日本政治